死後離婚という言葉きいたことありますか?

実は”死後離婚”は造語なんです。

配偶者のどちらかが死亡した時点で

婚姻関係は「終了」となり 離婚届の提出は必要ありません

しかし、配偶者が亡くなった後に 「姻族関係終了届」

という書類を役所に提出すると、

配偶者とその血族との 姻族関係を終了させることができます

”死後離婚”は

配偶者の死後、 残された家族が「姻族関係終了届」を

提出して配偶者とその血族との関係を 断ち切ることであり、

戸籍上の変化はなく、 配偶者や子どもとの関係は変わりません。

どちらかと言えば 配偶者との血族との縁切りですかね

死後離婚という言葉に違和感を感じます。

姻族関係終了届を提出しても、

相続や遺族年金の受給資格に影響はないので、 経済的なデメリットはありません。

結婚前の苗字に戻りたい場合は ”復氏届”があります。

どちらも市区町村役場に配偶者の死亡届が

提出された後であれば提出できます。

死後離婚を考える主な理由は、

【1】生前から離婚を考えていた (夫婦仲がよろしくない)

【2】配偶者の親族と縁を切りたい (いろいろ言ってくる?)

【3】義父母の介護、扶養をしたくない (介護要員ではない)

【4】配偶者や義父母と同じ墓に入りたくない (知らない先祖と一緒は嫌だ)

だそうです

終活が盛んになってきた理由 家族の在り方の変化や

お墓についての考えの変化が 死後離婚が増えている原因かも しれません。

ただし、お子さんは姻族と関係が無くなりません。

お子さんが将来負担がかかる可能性があるかもしれません。

題名が気になって読みました。 まさしくこういう状況に置かれるんでしょうね。

ある晩、夫が急死。これで嫁を卒業できると思いきや、 舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。 〝愛人〟への送金、墓問題、介護の重圧…… がんじがらめな夏葉子の日々を変えたのは、意外な人物と姻族関係終了届!? 婚姻の枷に苦しむすべての人に贈る、人生逆転小説。 『嫁をやめる日』を改題。〈解説・角田龍平〉