終活の話題で出てくるのが”生前整理” ”遺品整理” という言葉を聞きますよね。

マスコミでも生前整理・遺品整理の話題が取り上げられています。

なぜ整理しないといけないのか?

実は整理をしておかないと命に係わる事故につながることがあるんです。

今回は生前整理・遺品整理について終活水先人 ココロノテが説明します。

生前整理

生前に身の回り、部屋の片づけ、財産の見直し、不用品処分などをすることです。

部屋の片づけをして物を増やさないことからでも生前整理です。一番始めやすい終活だと思います。

生前整理が進まない理由は次の通りです。

①価値観の違いで、かたづけが進まない
②かたづけを進めているタイミングで喧嘩になった
③家やモノへの思い入れが凄すぎて、かたづかない
④兄弟が全く手伝ってくれない
⑤モノが大量で自分たちでは、対応しきれない

遺品整理

お亡くなりになった人のお部屋を片付けることです。

一人暮らしで賃貸に住んでいた場合は早く片付けてお部屋を空けないと家賃を請求されます。

①売却を検討しているが、荷物が大量で話しが進まない
②大きな仏壇が、処理できず困った
③遺品整理の費用の相場がわからず高額な支払いをした
④医療品の処分で困った
⑤10年間空家状態で、ホコリや虫の死骸が大量

 

 

 

高齢者の家庭内転倒事故

下の表は高齢者の転倒事故が起きる現場を調べたものです。

交通事故7499件よりも家庭内事故13240件で圧倒的に多いんです。

なぜ住み慣れたご自宅で事故にあうのでしょうか?

お部屋にモノがあふれて、足の踏み場ない、または足がもつれて転倒する事故が多いんです。

○階段・床での転倒・転落による骨折
(階段の2段目で転倒し、後頭部を強打・トイレから廊下に出たときつまづいて転倒)

○身の回りの生活用品での事故
(居間のこたつ布団につまづいて転倒・掃除機のコードにつまづいて転倒)

●家庭内事故の73.3%は高齢者が一人で家にいる時に起きています。

 

●事故にあってしまって、大腿骨骨折…入院100日

骨粗鬆症などで骨がもろくなっている状態で転倒、転落し骨折しやすい。
その後、外に出歩けなくなったというケースもあります。

※普段から整理する事で、未然に防げます。

 

整理するためには

「手放す」作業で一番大事なのは、「手放すもの」を決めるのではなく、「残したいもの」を決め、それ以外を全部手放すという心がけです。なにも一日で家中の捨てるものを決めなくてはならないというわけではないでしょう。そう、生前整理は、時間のある時に少しずつ進めてもいいのです。

処分に苦労しそうなものとしては、洋服や思い出の品があるでしょう。洋服は、「いつか着るかもしれない」という心は横に置いておき、1年以上着なかった服は処分するという心がけが必要です。欲しい服は、今からの人生でも次々と出てくるでしょう。そうなると、洋服は増える一方です。ぜひ1年以上着なかった服を捨てましょう。思いのほか困らず、またお気に入りの服だけに囲まれて暮らすということの楽しさに気付くはずです。

思い出の品は、ぜひ写真をとっておくということをしてみてはいかがでしょうか。宝石など財産になるものは別として、あなたにとって大事な品が、家族にとっては処分に困るものかもしれないのです。写真であれば、少ないスペースでとっておけるでしょう。ぜひやってみてください

 

60年以上生きてこられて、物はそれなりに増えています。

引き出物でもらった食器、着なくなった服…思い出はあるでしょうが、ここでビシッと手放すことが必要です。

なぜなら、そんなものを残されたら、家族はその処分に頭を悩ませなくてはならないから。
また、それらのもので占領されたお部屋も居心地が悪いものとなっていませんか。

部屋がものであふれて狭くなっているのなら、なおさらです。ぜひ「手放す」という作業に取り組みましょう。

亡くなった方の家や部屋には、形見として残しておきたいもの、まだ使えそうなもの大きな家具や家電、もう処分してもよいものなどが入り混じって残っています。

家をすぐにでも明け渡さなければいけない場合もありますし、
遺品をいつまでもそのままにしておくわけにはいきません。
遺品整理とは、このような故人の遺品を、
残しておくものと処分するものとに仕分け・整理することです。

残しておくもののうち、現金、印鑑、銀行の通帳、株式証券、骨とう品や美術品などの貴重品は、遺族の誰かが管理したり相続したりすることが多いでしょう。 写真やアルバム、手作りの品など、捨てたくない思い出の品々は、手元に置いておくか、遺品供養を取り扱っている業者に依頼することもできます。

故人が一人暮らしだった場合は、食器棚やタンス、テレビなどが不要になることも多いですが、これらを自分で処分するのは大変です。

高齢で一人暮らしの場合

亡くなった後にご自身の遺品を整理してくれる人はいるでしょうか。

もしいない場合、生前整理で、身の回りのものや財産にかかわるものを、今のうちに片付けておくことが必要です。

また、一人暮らしでなくても、残されたご家族が遺品整理に苦労することがないよう、生前整理をやっておきましょう。

生前整理によって、本当に今の自分に必要なものだけがある家の中で暮らせます。

そうすれば、さらに前向きに人生を送ることができるはずです。

重苦しい不用品などがなくなった部屋で、自分が好きなものだけに囲まれて暮らす…きっと、そんな生活は、あなたの人生に、ハリをもたらしてくれるでしょう。

また、バリアフリーにお部屋を改造したい、といった場合になっても、生前整理をしたあなたのお部屋は、工事もしやすくなっているはずです。

 

生前・遺品整理を自分たちで行う

 

 メリット

・亡くなった方の遺品を自分たちの手で仕分けることで、心を整理するきっかけとなる。

・費用を抑えられる。

・第三者が介入しないのでトラブルが少ない。

 

デメリット

・気持ちの整理がつかない場合、思い出の品に触れると辛い気持ちがよみがえってしまう。

・処分するものが大量にある場合、トラックなどを借りて、ゴミ処理場まで運ぶ必要がある。

・時間と手間がかかる。

生前・遺品整理を業者に依頼する

 

 メリット

遺品整理専門の資格を持つ業者などに任せておくだけで、スムーズに作業を進めることができる。

・仕分けから回収まで依頼をするか、頼みたい作業内容によって適切な業者を選ぶことができる。

デメリット

・費用がかかる。

・想定外の追加料金を請求される、作業内容が事前の話と食い違っているといったトラブルが起こる可能性がある。

・業者によっては、遺品を丁寧に扱ってもらえなかったり、回収した遺品を正しくない方法で
処分されたりする場合もある。

 

終活協議会の心託サービスでは「生前整理・遺品整理サービス」があります。

料金は1㎥ 1万円+作業代で行います。詳しくはサービス一覧のところをご覧ください。

終活水先人 ココロノテにご相談ください。

不要品はどうしますか?

思い出の品、必要なもの、使えるものを残しておきますが

不要なもの、まだ使えるけど自分には必要ないものはどう処分しますか?

ごみとして処分するのも良いですが、捨てるのにも一般廃棄物でお金がかかります。使えるものが少しでもお金になったら嬉しいですよね。

リサイクルショップにもっていく

自動車が運転できる、自分で持っていけるなら、リサイクルショップに出す方法があります。

手間が掛からない、すぐにお金を渡してくれるなどのメリットがありますが

リサイクルショップの言い値になる、売れそうもないものはお断りされるなどのデメリットもあります。

 

買取業者にお願いする

捨てるのはもったいないなら、買取りしてもらうのはどうでしょうか

ただし自宅に上がり込む買取り業者は気をつけてください。「着物を買取りますよ」と言って自宅に伺い、「着物以外のものも買い取ります。見せてください。」と本当は高価なものを「金額つかないので処分してあげますよ」と言葉巧みにタダ同然で持っていく悪徳業者もいますので、注意しなければいけません。

 

終活協議会の心託サービスに買取りサービスがあります。

ご利用の申し込みをすると業者から段ボールが送られます。段ボールに買取りお願いしたいものをいれて送ってください。業者がリストを作成し買取り価格を提示したものをお送りします。気にいらない場合は返却いたしますし、売りたい場合はその金額で買取りいたします。こちらの見積りは無料です。

詳しくは終活水先人 ココロノテにご相談ください。

 

フリマアプリに出す

まだまだ使えるけど、自分では使わないものをフリマ(フリーマーケット)アプリなどで自分で値段をつけて売るのはどうでしょうか。

ラクマ、ヤフーオークション、メルカリなどがありますが、メルカリを利用する「メルカリ終活」を始める人が増えています。

ネットオークションは落札最低価格は決められますが、実際の落札価格を決めるのは購入者になってしまう。最低価格に届かないときは落札できないなどがあります。

メルカリは自分で値段を付けられる。スマホのカメラで写真を撮って出品できる。匿名やニックネームで利用できる。利用年齢層が高い。支払いがメルカリを通して行われるため発送したのに代金が支払われないことや支払ったのに商品が届かないというトラブルが防げる。などでメルカリを使って不要品を売ってお金に換える方が増えています。

メルカリ終活始めたい方は、終活水先人ココロノテにご相談ください。メルカリ終活セミナーを開催することが可能です。

 

 

 

生前整理、遺品整理でお悩みの方はぜひ終活水先人 ココロノテにご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

終活に関するご相談承ります

『終活水先人 ココロノテ』では、終活に関する相談を承っています。

手続き関係や準備の事等、ご不安な事やご不明点がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

あなたと大切なご家族に寄り添います。
人生の最後を立派で良しとする為に終活のお手伝いをさせて頂きます。

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