老老介護

日本では65歳以上の高齢者割合が25%を超え4人に1人が高齢者の時代となりました。
しかも5人に1人は認知症になると言われてます。
平均寿命が延びるにつれて「老老介護」「認認介護」の問題が増えています。
老老介護・認認介護という言葉はご存じでしょうか。もしかしたら当てはまる方がいるかもしれません。
それぞれの問題点や原因、4つの対処法について終活の専門家 終活水先人ココロノテ 遠藤が詳しくご説明いたします。

老老介護

65歳以上の高齢者を同じく65歳以上の高齢者が介護している状態のこと

「高齢の妻が高齢の夫を介護する」
「65歳以上の子供がさらに高齢の親を介護する」

平成25年の厚生労働省国民生活基礎調査では
在宅介護している世帯の半数以上51.2%が老老介護状態となっています。
75歳以上を超えている方同士は「超老老介護」と言います。

老老介護

老老介護の問題点

<肉体的な負担>

要介護者(介護される人)の介護度にも寄りますが

高齢になればなるほど身体の自由が利かなくなり介護者(介護する人)の肉体的な不安が増えます。

<精神的な負担>

ストレスが要介護者への虐待行為に進むおそれがあります。
強いストレスは認知症を引き起こす原因にもなります。

肉体的、精神的な限界がきて介護者本人も第三者のサポートが無いと生活ができない「共倒れ」状態になる可能性があります。

 

 

 

認認介護

老老介護の中でも認知症の要介護者を認知症の介護者が介護すること。
老老介護世帯で夫婦とも要介護者の場合は2人とも認知症である場合もあります。

 

認認介護の問題点

認知症による記憶障害や判断力の低下により、食事や排せつその他の必要な世話をしたかどうか
介護者にもわからなくなってしまうこと

<低栄養状態>
認知症には食欲の低下という症状があり、自分で気が付かないうちに低栄養状態に陥ることも考えられます。
体力の衰えている高齢者に低栄養状態は危険

<金銭の管理>
水道光熱費などの支払いを忘れて生活環境を維持できなくなる心配もあります。
金銭管理が曖昧になると悪徳商法や詐欺のターゲットになりやすい

悪徳商法

<認知症の介護者が自分自身何をしているかわからない状態で加害者になってしまう危険>

火の後始末を忘れて火事を出してしまったり、
介護者が徘徊してしまい、要介護者の世話ができず放置されてしまうなどの不安も。

 

老老介護・認認介護が増加している原因

平均寿命と健康寿命の差

医療の進歩で日本人の平均寿命は年々延びているが健康寿命との差が目立つようになってきました。
健康寿命:介護無しで日常生活を営める年齢的な制限
平均寿命ー健康寿命=要介護期間
平成22年の調査では平均10年の要介護期間(10年は介護が必要)となっています。

寝たきり?

核家族化

家族構成の変化により子供が少ない、兄弟姉妹も少ないなどいざという時に頼れる親族が少なくなってきています。
独立して別居するや子供世帯の家族が増えて核家族化になってしまう。
子供が遠方に住んでいる場合は高齢者夫婦での老老介護にならざるを得ない。
また子供が晩婚化で育児と介護が同時に発生して一人ではどうすることもできない状態になってしまう場合もあります。

 

他人に助けを求める抵抗感

他人を家に入れる警戒心で第三者のサポートを受け入れられない。
家を片付けられないので他人に見られたくないなど

 

金銭的な理由

介護にお金が回せないので自分たちで看ているなどの問題があります。

医療費高額

 

 

 

老老介護・認認介護の4つの対処法

1.子供や兄弟姉妹、親戚を頼る

問題が起きた時、子供は無関係ではいられません。
頼れる時に頼るのがお互いのためです。
早めに相談をしましょう。
子供が遠方で生活している場合には見守りサービスの導入も利用しましょう。

見守りサービスをまとめた記事があります。ぜひご覧ください⇒「見守りサービスもいろいろとあります
遠距離介護についてまとめた記事があります。参考にしてください⇒「遠距離介護が必要になった場合7つのやるべきこと

 

2.介護サービスについて調べる、相談する

近くにある地域包括支援センターに相談しましょう。
介護保険は自分たちで申請しないと使えません。要介護認定について詳しく教えてもらえます。
介護保険が使えるようになるとケアマネジャーが使える介護サービスで計画を立ててくれます。
詳しくまとめたのがこちらの記事になります。
ぜひご覧ください⇒「介護保険を使いたい時は 」
介護施設の種類と入居する為の条件、手続きについて 
在宅介護で使える介護サービスについて相談するには 」

困ったら相談

認認介護になった場合は成年後見人制度を利用しましょう。地域包括支援センターで教えてもらえます。
成年後見人制度についてまとめて記事がこちらです。ぜひご覧ください。⇒成年後見制度 手続方法や費用について詳しくご説明します。

3.予防する、状態の悪化を遅らせる

要介護状態になる前に生活習慣を改善して健康寿命を延ばしましょう
もし寝たきり状態になっても
認知症にならないように脳トレやリハビリ
ベット上でもできるマッサージなどを受けて頭も身体も動かすようにしましょう。
医療保険を使ってできる在宅訪問マッサージについてまとめた記事があります。
こちらをご覧ください⇒「在宅訪問マッサージ 」

4.少しでも違和感があったら病院へ

軽度認知障害MCIはご存じでしょうか
認知症の前段階のことですが、この状態で治療開始すると認知症にならないんです。

いつもと違う?
何をやったかすぐに忘れる?
ご飯食べたか覚えていない?
いつもの料理の作り方がわからない?
家までの帰り道がわからなくなった?
お金の管理ができなくなった?など
おかしいなと思ったら病院へ受診しましょう。
認知症についてまとめた記事がこちらになります。参考にしてください。

「認知症の種類と軽度認知障害(MCI)について」

「認知症の症状と疑われる場合・検査・治療について 」 

ある程度に年齢になりましたら、かかりつけ医を見つけておきましょう。
患者さんや家族の話を聞いてくれる、
検査や薬について説明してくれる、など
気があう医者を見つけていざという時に相談ができる関係を作っておきましょう。
要介護認定の時に「主治医意見書」を書いてもらえます。

まとめ

老老介護、認認介護について説明しました。
もしかしたら当てはまるという方がいると思います。

最近では老老介護や認認介護の夫婦や親子での悲しい事件が多く報道されています。
4つの対処法を書きましたが、大事なことは早めに相談することです。
早く対処すれば大事にならずに済みます。
「まだ相談できない」
「家族・親戚には知られたくない」
「相談できる家族・親戚がいない」
という方は
終活水先人ココロノテ遠藤に相談してください。

 

 

 

 

 

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